空き地の利用相談 使わない土地はいらない

農民様はお金持ち

国道沿い や 大通りに面した場所に、
広い土地を持っていると
スーパーや大きな店舗や工場として
会社が借りてくれることが多いです。

するとかなりの大金が、毎月 なにもしないで入ってきます。
そんな元手をかけずに、
多額の不労所得がある人はいいですが、
土地を持っていても いい場所でいない場合には、
全然裕福ではないでしょう。

借りてくれる人はいませんから。
買ってくれる人もいませんから。

先祖がたくさん土地をもっていなかった我々からすると、
なぜ土地をたくさん持っている人達がいるのだろう?
「不公平だ」とおもうのですが、
持っている人達は、何とも思っていません。

持っていても、土地の値段が下がって 上がらず、
使わない土地 や 売れない土地をでは、
お金と 気を使うだけで、
親の土地はいらない」「管理しきれない」
という人達も出てきています。

農民の方は、
なぜか昔から土地をたくさん持っていますので
貸地で、大金持ちの方は 農民の方に多いようです。

お金持ち

でも、全部の農民の方が そういうわけではありません。
そうでない農民の方々にとっては
土地を持つことで困っている場合があります。

土地の利用相談

利用していない土地を持っている方は、
その土地の利用方法に悩まされている場合が多いようです。
もっていても使わないのでは無駄になります。
土地には、田舎の田畑でない限り、
多額の固定資産税が掛かり、支払いに苦しみます。
土地が昔のように値が上がれば、いいですが
持っていても値段が上がらないのでは
早く何とかしなければと考えることでしょう

空き地の利用相談は、
持ち主本人からもありますが、
配偶者やその子供からも 何とかしならないかと
相談を受ける場合があります。

夫や親が持っている土地は
いずれ、配偶者や子供のものになりますので、
家族で悩んでしまう方々もいます。
今後のことを思うと早く、売るなり貸すなり
なんとしなければならないと思うものです。

土地所有者の子供たちは、
売ってしまえばいい と思う場合も多いようですが、
先祖から引継いだ土地を
自分の代で売るのもどうかと、
悩む人もいます。
土地を手放すということは、売買になれている人でないと
なかなか踏ん切りができないかもしれません。

空き地は、いい時期を見計らって、売却するとか
自分や家族の誰かが、商売に使う、住まいに使う
人に貸す。ことによって土地はお金に変えられます。

土地を借りてくくれる人が現れるとありがたいです。
空き地は、誰かが借りてくれれば、手放さないで済みます。
建物は 借主が建てるので、土地所有者は出費がありません。
また、借地権相当の対価も入る場合もあります。

土地 いらない

土地を貸す場合の相談

人に貸す場合は、地代、利用目的、非常時の取り決めなどを、
とてもよく考えなければなりません。

土地は、借りてくれる会社、借りてくれる人のことを
よく調べ、安心できる人でないと貸せません。

土地を貸すことも簡単なことではありません。

借地の申込みがあった時には、
仲介に入る不動産屋さんに、よく確認し、
説明をしてもらう必要があります。
地代をキチンと払ってくれる人か、
もし払ってくれなかった場合にはどうなるのかなど
借地契約前に考える必要があります。
「そんな心配をすることはない」といわれたら、
そんな人とはかかわってはいけません。

家族が使うかもしれない

子供が何人もいる家の場合には、
将来、子供達が住まいを建てる為とか、
子供が事業をやる為に取っておくと
考える場合もあります。
土地を買うとなると、かなりのお金が必要ですから、

それが随分と先のことだであっても、
土地を買う お金を貯めることを考えると、
将来子が利用する為に 土地を空き地の状態で
取っておく場合もあるでしょう。

その分の固定遺産税や管理費などの支払いは
やむを得ないかもしれません

でも子供がいないとか、
子供はもう家を持っているとかで
親の持っている土地を利用しそうになければ
持っていてもしょうがないと考えるでしょう。

子供がまだ小さい頃、
将来の子供の住まいを建てる事を予想し
住まいの近くある土地を取っておく人はいます。
売った欲しい、貸してほしいと言われても、
売らずに 貸さずにいた人達がいました。
やがて、子供が大人になった時に、
その通りに 親の住まいの近くの土地に
家を建てた人も いましたが、
そうでない人も いました。

 

空き地や空き家の管理も大変

空き地は、いい時期を見計らって、売却するとか
自分や家族の誰かが、商売に使う、住まいに使う
人に貸す。それによってお金を得られます。

空き家

しかし、いつまでも空き地していると
ゴミを捨てられたりしますので、管理が必要です。
雑草が生えると草刈り大変で
業者に頼むとお金もかかります。

事業主だった人が
その事業を辞めた後の 工場や空き店舗 又は、
返却された貸家の場合にも
不審者や、
放し飼いネコなどの害獣がいついてしまうこともあり、
近隣の人に迷惑をかけてしまうこともあります。
見回りしたり、囲いを作ったりしなければなりません。

空き地が固定資産税の他にも 手間や管理費が掛かります。
また、家は人が住まなくなるとダメになりやすいようです。
定期的な管理が必要になります。

従来は、土地は時間と共に
値上がりするいい財産だったのです。
貸し建物 を作れば利用者に困ることはありませんでした。
しかし、不動産は今の時代、財産でなく、
お金の係る持っていたくない物に なってしまう場合もあります。

そんな土地も売れたとしても、
所得税や住民税を払うことになり
贈与を受ければ贈与税、相続でもらえば、相続税がかかります。
土地をもっていても利用収入がなければ、固定資産税がかかり、
管理に気を使い、維持にお金を使わなければなりません。

土地持ち家族も 必ずしもお金持ちでいい
と言うわけではなくなってしまったんです。

田んぼの写真

山林、田舎の農地もいらない

事業主が廃業した空き建物 空き家、空き倉庫、空き店舗
古くなった集合住宅を持っている人
実家あっても住む子達もいない
農業相続人がいない田畑をたくさん持っている人達は、
土地で悩んでいる場合があります。

山林を所有していることが書類でわかったとしても、
どこなのか場所が特定できない場合もあります。
そこが危険地域だったり、
道路に接していなかったりする場合もあるので、
所有山林の確認が難しい場合もあります。
親が山林をもっていた場合に、困ったという話はよく聞きますが
相続して問題になるのは、山林だけではありません。

相続山林の問題

市も県も 不動産はいらない

売りに出しても売れない土地を持っている人の中には、
どうしても処分したくて
安値でも 変な者に売ってしまう場合があります。
すると、その土地は、
不法な処理場 廃棄物置き場にされる場合があります。

売れない空き家をもっている人も、同じです。
へんな者とわかっても
空き家を持っているという負担から逃れたくて
譲ってしまうこともあるようです。
そこには、近寄りがたい人たちが
集団で住み着いてしまうこともあります。

そうなってしまうと、
その地域の治安は悪くなるし、
汚くうるさくなり
その地域の人たちは、
安心した生活はできなくなるでしょう。
そういう地域が 増えてきたような気がします。

土地や建物の所有者には、
制限を設ける制度が絶対に必要です。

売れない土地や 住まない空き家だからと言って、
変な者に渡してしまう人たちがどんどん増えると、
日本が大変なことになってしまいます。
山林でも、空き地も、空き家も、
市町村に 寄付しようとしても
市町村も、
利用価値のなさそうな不動産もらってくれません

それじゃ、変な者とわかっても、
安く売ったり、上げちゃったりし
不動産の所有という 負担から逃れたくなりますよ。

県や市役所の役人も、
不要な不動産を無料で受取って欲しいです。
日本の土地は、困った状況になりつつあり、
これからも治安は悪くなり、
生活状況は悪くなってしまうかもしれません。

田舎の土地、狭い路地にある土地、山林、
近所に問題がある土地など
利用価値がない土地持ちの家族にとって、
土地という財産が、
不安な持ち物になってしまったかもしれません。

黄昏る男

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